NAP建築設計事務所 中村拓志氏に聞く! “録ミュージアム” ができるまで
こんにちはスタッフのYuki&RTです。
いつの間にか、オープン・アーキテクチャー 2012 開催まで1ヶ月を切りましたね。
今回は以前ご紹介した記事とはまた違った視点で “録ミュージアム” の魅力に迫ります!
私たちが初めて録ミュージアムを訪れた時、オーナーの方が笑顔で出迎えてくれ、建物についての想いを語って下さいました。
もともとオーナーのお父様はとても芸術を愛でており、お父様が亡くなられた後、所有されていた芸術品を皆様に見ていただけるような語らいの場を持ちたいと考えられていました。
しかし、ただ普通に建てるだけでは皆さんに足を運んでもらえないかもしれない・・・
そう考えていた頃、ちょうど長野にある知人のギャラリーを訪れ、
その斬新で、素敵な空間にとても感動したそうです。
それがこのギャラリー桜の木 軽井沢店。

先日の軽井沢での先行イベントの際に立ち寄ってみましたが、
“画廊” “ギャラリー” と聞いてイメージする建物とはたしかに違っていて、斬新という表現がわかる気がしました。
建物の中は、いくつも小さな部屋が続き、まるで個人の住宅の中にいるような雰囲気です。
オーナーの方に伺ったところ「絵を自宅で飾る時のことを自然にイメージできるように」と考えてのことだそうです。
絵を買っていくひとりひとりの立場に寄り添ってくれる建物で、ほっとする空間でした。
これが録ミュージアムのオーナーと、
NAP建築設計事務所を主宰する
建築家・中村拓志先生の作品との出会いのきっかけです。
是非ともこの先生にミュージアムの設計をお願いしたい!と思い、NAP建築設計事務所に依頼したそうです。
電話やメールでのやり取りの後、初めて中村先生と顔を合わせる日に。
中村先生が誰も連れずにたった一人でふらりと現れたので、とても驚かれたそうです。
それまで近寄りがたく感じていた建築家の先生が、急に身近な存在に思えたとのこと。
建物のイメージをつめて行く過程では、「こちらの考えていることを引き出すのがとてもお上手だった」といいます。
最初からノーとは言わず、じっくりと話を聞いて下さる中村先生の姿勢につられて、最後には「ついつい色々な希望を出しすぎてしまった」と反省してしまったほどだそうです。
中村先生の建物に対する姿勢と、お施主さんに対する誠実さがとっても伝わるエピソードでした。
そして、何十通にもおよぶ中村先生とのメールのやり取りは、オーナーにとって大切な宝物とのことです。
そういったお話を聞かせて頂いた後は、録ミュージアムがいっそう大切で愛おしく思えてきて、名残惜しさいっぱいでミュージアムを後にしました。

さて、
そのやり取りの中で、どのように今の録ミュージアムのかたちに辿り着いたのか?
建築中はどんなことが大変だったのか?
どのような想いで録ミュージアム建設に取り組まれたのか?
などなど、中村先生に聞いてみたいことは山ほどあります!
10/8(祝)10:30~12:00開催の
録ミュージアム見学会では、
中村拓志先生が自ら解説してくださいます。
ぜひこの機会に、皆さんが感じた録ミュージアムへの想いを投げかけてみて下さい!
参加申込は公式ホームページで受付中です。
残席わずかです!
<関連記事>
街中に創りだされた森 ~光と風を感じる 録ミュージアム~
[Yuki&RT]
いつの間にか、オープン・アーキテクチャー 2012 開催まで1ヶ月を切りましたね。
今回は以前ご紹介した記事とはまた違った視点で “録ミュージアム” の魅力に迫ります!
私たちが初めて録ミュージアムを訪れた時、オーナーの方が笑顔で出迎えてくれ、建物についての想いを語って下さいました。
もともとオーナーのお父様はとても芸術を愛でており、お父様が亡くなられた後、所有されていた芸術品を皆様に見ていただけるような語らいの場を持ちたいと考えられていました。
しかし、ただ普通に建てるだけでは皆さんに足を運んでもらえないかもしれない・・・
そう考えていた頃、ちょうど長野にある知人のギャラリーを訪れ、
その斬新で、素敵な空間にとても感動したそうです。
それがこのギャラリー桜の木 軽井沢店。

先日の軽井沢での先行イベントの際に立ち寄ってみましたが、
“画廊” “ギャラリー” と聞いてイメージする建物とはたしかに違っていて、斬新という表現がわかる気がしました。
建物の中は、いくつも小さな部屋が続き、まるで個人の住宅の中にいるような雰囲気です。
オーナーの方に伺ったところ「絵を自宅で飾る時のことを自然にイメージできるように」と考えてのことだそうです。
絵を買っていくひとりひとりの立場に寄り添ってくれる建物で、ほっとする空間でした。
これが録ミュージアムのオーナーと、
NAP建築設計事務所を主宰する
建築家・中村拓志先生の作品との出会いのきっかけです。
是非ともこの先生にミュージアムの設計をお願いしたい!と思い、NAP建築設計事務所に依頼したそうです。
電話やメールでのやり取りの後、初めて中村先生と顔を合わせる日に。
中村先生が誰も連れずにたった一人でふらりと現れたので、とても驚かれたそうです。
それまで近寄りがたく感じていた建築家の先生が、急に身近な存在に思えたとのこと。
建物のイメージをつめて行く過程では、「こちらの考えていることを引き出すのがとてもお上手だった」といいます。
最初からノーとは言わず、じっくりと話を聞いて下さる中村先生の姿勢につられて、最後には「ついつい色々な希望を出しすぎてしまった」と反省してしまったほどだそうです。
中村先生の建物に対する姿勢と、お施主さんに対する誠実さがとっても伝わるエピソードでした。
そして、何十通にもおよぶ中村先生とのメールのやり取りは、オーナーにとって大切な宝物とのことです。
そういったお話を聞かせて頂いた後は、録ミュージアムがいっそう大切で愛おしく思えてきて、名残惜しさいっぱいでミュージアムを後にしました。

さて、
そのやり取りの中で、どのように今の録ミュージアムのかたちに辿り着いたのか?
建築中はどんなことが大変だったのか?
どのような想いで録ミュージアム建設に取り組まれたのか?
などなど、中村先生に聞いてみたいことは山ほどあります!
10/8(祝)10:30~12:00開催の
録ミュージアム見学会では、
中村拓志先生が自ら解説してくださいます。
ぜひこの機会に、皆さんが感じた録ミュージアムへの想いを投げかけてみて下さい!
参加申込は公式ホームページで受付中です。
残席わずかです!
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[Yuki&RT]
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